大容量！28.56kWシステムの太陽光パネル

今回の事例は、自動車整備工場の大きな屋根に84枚の太陽光パネルと蓄電池を設置しました。
1か月の推定発電量は1000～1600kWh。電気をたくさん使う自動車整備工場なので電気代も大幅に削減できるようになりました。

また、千葉県脱炭素化促進緊急対策事業補助金を活用。
昨今の電気代高騰に備えたり、今後のEV車充電スタンドの導入も視野に入れた工事です。
屋根工事は別途で約500万円ほどかかりましたが、補助金で約780万円が補助されお得に工事できました。

• 

  
  屋根面積180㎡以上の工場の屋根断熱工事をしてからの太陽光パネル設置作業となります。
  　
• 

• 

  
  外壁にパワコンが設置されました。屋根には厚さ100mmのグラスウールを敷き込み断熱・遮熱性能アップ。工場内の気温上昇を抑えて、快適に作業できるようになりました。

• 

  
  屋根には使われていない排煙の煙突があったので撤去しました。
  　
  　
• 

• 

  
  屋根材も新しくなり、28.56kWの太陽光パネルを設置。今回採用したのは、長州産業の標準モジュール340W。日本製の国産太陽電池モジュールで安心です。日当たりもよく、たくさん発電できそうですね。

パワコン
手前にあるトライブリッドパワコンは、太陽光、蓄電池、今後導入予定のV2Hを制御するもの。奥に3つあるマルチストリングパワーコンディショナは、回路ごとに最大発電量を引き出し発電効率がよくなります。

蓄電池ユニット
今回はニチコンの7.4kWh容量の蓄電池を設置。今後のV2Ｈ導入など、状況に応じて同じ7.4kＷhの蓄電池を増設可能です。今回の設置場所がシャッターのすぐそばだったので屋外用のケースに入っています。

カラーモニター
発電、消費、売電電力をリアルタイムで確認できるモニターです。様々なデータをカレンダーやグラフで確認でき、環境貢献度もチェックできるので節電の意識もあがりそうですね。

カラータッチパネルで分かりやすい室内リモコン
イラストがあって電気の残量や流れが分かりやすいですね。画面にある「グリーンモード」とは、発電した電気を売電せずに自家消費するモード。売電価格の低下で売電するよりも自家消費する方がお得になっています。